裁判文書の書式(体裁)
久しぶりのコラムです。今日は裁判文書の書式について。
裁判所に訴状や準備書面を提出する際、最初にぶつかる疑問の一つが、そもそもどういう書式(体裁)で書けば良いのか?という点ではないでしょうか。
余白や文字の大きさに何か決まりはあるのか?等々、いざ作成しようと思うと疑問は次々湧いてきます。
この裁判文書の書式(体裁)ですが、実務では、通常、以下の体裁で作成されています。
A4版横書き
文字の大きさ=12ポイント
ページの余白=上35mm、左30mm (下余白は27mm、右余白は15~20mmとすることが多いと思います。)
1行の文字数=37文字、1ページの行数=26行 |
また、白黒・文字だけで作成している弁護士が多いと思いますが、最近は、強調したい部分を太字にしたり、下線等を引かれた書面も目にすることがあり、それも問題なく許容されているようです。