新年度と弁護士

 4月から新年度の始まり。入学式や入社式で新たな一歩を踏み出した方も多いと思います。
「もう社会人になって長いよ」という方も、新入社員が入ってきて部署の雰囲気が少し変わったり、ある種の「区切り」や「新鮮な空気」を感じることの多い時期なのではないでしょうか。

 

 私もその昔、学生の頃は、4月が近づくと、新しい生活や学年の始まりにウキウキしていました。
 で、今年ふと感じたのは、弁護士になってからはどうかということ。今日は、そんなとりとめもないことをコラムにしてみたいと思います。

 

 結論から申し上げると、多くの弁護士にとって、4月はあまり大きな区切りではないように思います

 裁判官の異動が多い時期ではあるので、係属している裁判の担当裁判官が変わったり、あるいは各弁護士が所属する弁護士会の体制が変わったり、変化はいくつかあります。特に担当裁判官の交代は、訴訟の流れに影響することもあるので、弁護士としても気になるポイントの一つではあります。

 しかし、裁判自体が続くことには変わりがなく、普段の業務が大きく変化するわけではないので、4月が「区切り」であるとか「新鮮」とかいった気持ちはあまり感じないように思います。

 

 では弁護士が最も変化を感じる時期はいつか?

 これには意見が色々あるかもしれませんが、私にとっては12~1月です弁護士が司法修習を終えて弁護士事務所に入所したり、各地の弁護士会に入会する、そのラッシュの時期が12~1月だからです
 新しい顔ぶれを見ると新鮮な気持ちになりますし、初心を思い出して改めて気が引き締まります。ちょうど新年が始まる時期でもあるので、今年も一年頑張ろうと思えてきます。

 

 仕事をしているとストレスを感じたり、鬱々とした気分になることもありますが、一年に一度は変化を感じ、新たな気持ちで日常にも仕事にも取り組みたいものですね。

Message of the heartあなたのお悩みをお聞かせください

初回相談料無料にて承ります。

浅岡法律事務所へぜひ一度ご相談ください

受付
時間
平日9:30~18:30(土日祝休)
予約制

082-208-5874

相談予約フォーム